葬儀と告別式
◆葬儀と告別式
葬儀と告別式は、本来、別の意味を持っています。
葬儀は、故人の成仏を祈る仏教の儀式で、遺族や近親者が中心となっていとなまれ、僧侶によって引導と読経が行われます。
告別式は、故人の友人や知人が最後の別れをする儀式で、会葬者によって焼香が行われます。
正式には葬儀後、いったん僧侶は退席し、あらためて入場して告別式を行いますが、最近では葬儀に引き続いて告別式を営む事が多く、現在では葬儀と告別式を合わせて執り行うことがほとんどです。
◆葬儀前の確認
葬儀・告別式当日は、喪主、世話役、葬儀社で、もう一度、式次第の確認を行い、各世話係は、それぞれの持ち場の点検をします。葬儀・告別式は時間通りに行うことが大切です。弔問客の数が予定よりも多くなることも考えられるので、その場合は、どこで時間を調整するかも決めておきます。
式場の準備や飾り付けは葬儀社が行いますが、祭壇の飾り付けや供物・供花の並べ方は、喪主や世話役が確認します。
