その他葬儀前の決定事項
◆火葬場への車の手配と同行する人を決める
火葬場に同行するのは遺族、親族、特に親しかった友人(読経をあげてもらう場合は僧侶も)です。人数が確定したら、その人数に見合った車を葬儀社を通して手配します。
火葬にかかる時間は40分?2時間です。同行者はその間、火葬場の控え室で待機することになります。喪家側では待機中のもてなしを考え、お菓子やお酒、おつまみを用意します。また、時間によってはお弁当などの準備も必要です。
◆精進落としの準備をする
かつては、四十九日の喪開けに食べる最初の通常の食事だった精進落としですが、現在では僧侶や葬儀を手伝ってくれた人達の労をねぎらい、日常生活に戻ってもらうための宴席という意味合いになっています。
一般的には、仕出屋に折詰を注文しておきます。量は予定人数より少し多めに用意しましょう。精進落としは、火葬場から戻ってきてからはじまるので、その時間に合わせて届けてもらいます。
◆心づけの用意をする
通夜からお世話になった世話役や手伝いをしてくれた人には、葬儀が終わったときに、お礼を込めて心づけを渡します。
霊柩車や送迎車の運転手、火葬場の係の人にもお礼をします。運転手は火葬場に向かうとき、火葬場の係には棺がかまどに移される前、休憩所の係には部屋に上がる前に渡しましょう。いずれも喪主ではなく、世話役などが渡します。ただし公営の場合は受け取ることが禁じられているので渡しません。
お金はポチ袋や白い袋に入れるか、半紙で包むなどして用意しておきます。金額は色々なケースがありますので葬儀社に相談するとよいでしょう。以下に目安を示します。
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