危篤を知らせる
医師から危篤を告げられたら、息のあるうちに本人が会いたがっている人（会いたがっていた人）に連絡しましょう。一般には家族、近親者、親しい友人の順ですが、本人が会いたがっている人や、家族から見て、どうしても会わせたい人に連絡することが重要です。親戚でもそれほど親しくしていない場合は、特に知らせる必要はありません。逆に交流が途絶えていても、本人と深いつながりのある人（親や兄弟など）には知らせた方がよいでしょう。
連絡は電話で行い、危篤になった人の姓名と、現在いる場所をきちんと伝えます。相手が目上であっても、時間帯が深夜や早朝であっても電話でかまいません。相手が駆けつけると言った場合は、道順や住所、交通機関、電話番号、病院の科名、病室番号も伝えましょう。
なお、病床にある人や、産前産後間もない人、高齢者などには、突然の悲しみや驚きを与えるのは彼等の体調などを考えると、あまり好ましくありません。また、遠方の方への連絡も控えましょう。
※ 多くの病院では携帯電話は使用禁止なので院内の公衆電話を使用しましょう。
