戒名の依頼
戒名は死後すぐに菩提寺の僧侶に依頼して、枕経がすんで納棺するまでか、遅くとも通夜の読経がはじまるまでにつけてもらいます。
故人の人柄や生前の職業などを伝えて、故人にふさわしい戒名をつけてもらいましょう。
菩提寺が遠方にあり、葬儀は別の寺院に依頼する場合も、仏名は菩提寺に依頼します。
菩提寺や宗派がわからない場合は、俗名のまま葬儀をすませて、あとで菩提寺や宗派を確認してつけてもらいます。相談しないで仏名をつけると、菩提寺に墓がある場合は納骨を受け入れてもらえないこともあるので注意しましょう。
◆戒名料や謝礼の渡し方
戒名料は、通夜と葬儀の読経料と合わせてお布施として、葬儀が終わった後に渡します。
戒名料は格付けによって異なり、信士(信女)は10万円、居士(大姉)は25万円、院居士(院大姉)は60万円くらいが相場といわれています。
謝礼の金額は寺によって異なるので、直接たずねてかまいません。