葬式 文例 香典

戒名(仏名)の基礎知識

 「仏名」は、本来、出家して厳しい戒律を守り、仏の弟子になることを誓った僧侶につけられる名前で、本来は生きている間につけてもらうものでした。しかし、現在では仏式の葬儀を通して、菩提寺の僧侶によって死後つけられる、俗名(戸籍上の名前)とは違う名前のことを指します。
 
 仏名は宗派によって呼び方が違い、天台宗、真言宗、曹洞宗などでは「戒名」、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼びます。

 戒名はまず、白木の位牌に書いてもらいます。この位牌は、葬儀の間は祭壇に安置し、忌明け後(四十九日)には菩提寺に納めます。そして、新たに仏具店で黒塗りか金箔のはられた本位牌を購入し、再び戒名を書いてもらってから仏壇に安置します。なお、浄土真宗では位牌ではなく過去帳を用います。

◆戒名の構成

 仏名はもともと2文字だけで構成されていましたが、社会的貢献度や信仰心もあつさなどに対して院号や道号、性別や大人か子どもかを区別する位号などが加わり、現在のような長さになりました。宗派によって多少の違いはありますが、一般的には以下のような構成になっています。

戒名.gif

 

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