葬儀社に依頼する
葬儀社は病院からの遺体の搬送から通夜・葬儀の準備、進行など、依頼すればいっさいを引き受けてくれます。葬儀全体が葬儀社によって左右されるので、葬儀社選びは大切です。
葬儀社を選ぶポイントは、価格、サービス、形式の３つです。
リーズナブルな料金でオーソドックスな葬儀にするか、また多少高くてもサービスがいいほうを望むのか、それとも価格やサービスよりもオリジナリティある葬儀にしたいのか、考えをまとめておきましょう。不安な部分や疑問点があれば、その都度質問して明確にしていきましょう。
葬儀費用に余裕がないときや、故人の遺言などで予算として考えている金額があるときは、その旨をはっきりと葬儀社に伝えましょう。祭壇の大きさや飾り付け、棺の豪華さや精進落としなどの料理の値段は、葬儀社のセット料金やオプション料金になります。
葬儀社の持ち分であるセット料金やオプション料金を最低料金にしてもらえば、都内の葬儀社でも３０万円前後におさえられます。霊柩車代、火葬代、飲食代なども最低ランクにしてもらい、生花や花環も控えれば、平均的な葬儀費用の半分ぐらいにおさえられます。
身内だけで行う「密葬」はさらにリーズナブルです。年々この密葬形式が増えていて、なかには葬儀一式を省略し、火葬だけにする喪家もあります。
また「区民葬」や「市民葬」など、低料金で葬儀が行える各自民体のサービスを利用することもできます。
